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まず動く小さなネットワークから

初心者向け Cisco Packet Tracer 使い方チュートリアル

空のワークスペースから PC 2台が通信できるネットワークまでを作ります。画面、機器配置、ケーブル、IPv4、ping、Simulation モードを順番に確認し、大きな演習にも使える検証手順を身につけます。

公式配布元:netacad.com 2026年7月20日確認

チュートリアル概要

所要時間
約20~30分
構成
PC 2台とスイッチ1台
アドレス
192.168.10.10/24 と 192.168.10.20/24
成功条件
双方向 ping 成功
モード
設定は Realtime、確認は Simulation
次の学習
見ずに再構築して演習へ

ワークスペースを理解する

Packet Tracer には機器選択、論理ワークスペース、設定画面、Realtime と Simulation の切り替えがあります。最初に場所を把握すると迷いが減ります。

初回は同一サブネットの PC 2台とスイッチだけにします。この段階ではルーターとデフォルトゲートウェイは不要です。

最初のネットワークを作る

PC 2台の間にスイッチを置き、各 FastEthernet を別々のスイッチポートへストレートケーブルで接続します。リンクが安定するまで待ちます。

最初のネットワークを作る
最初のネットワークを作る
  1. 1

    空のプロジェクトを作成

    空のプロジェクトを作成

  2. 2

    PC 2台とスイッチを配置

    PC 2台とスイッチを配置

  3. 3

    別々のポートへ接続

    別々のポートへ接続

  4. 4

    リンク有効化を待つ

    リンク有効化を待つ

  5. 5

    初期 PKT を保存

    初期 PKT を保存

同じサブネットの IPv4 を設定

Desktop > IP Configuration で PC-A を 192.168.10.10、PC-B を 192.168.10.20、マスクを 255.255.255.0 にします。ゲートウェイは空欄です。

アドレスは重複させず 192.168.10.0/24 を共有させます。マスク違いと入力ミスに注意します。

機器IPv4 アドレスマスクゲートウェイ
PC-A192.168.10.10255.255.255.0不要
PC-B192.168.10.20255.255.255.0不要

ping で確認

PC-A で ping 192.168.10.20 を実行し、逆方向も確認します。最初は ARP のため応答が遅れることがあります。

成功した状態を保存してから設定を変えると比較できます。

Simulation でパケットを見る

Simulation に切り替え、ARP と ICMP に絞ってイベントを進めます。アドレス解決後に Echo Request と Reply が流れます。

確認したい質問を決め、不要なプロトコルを非表示にします。

Simulation でパケットを見る
Simulation でパケットを見る

正しい順序で切り分ける

ケーブル、ポート、インターフェース、IP とマスク、最後に ping の順で確認します。

PC-B を一度 192.168.20.20 に変えて失敗を確認し、別サブネットの理由を説明して戻します。

正しい順序で切り分ける
正しい順序で切り分ける

保存・記録・再実行で理解を定着させる

空の構成、動作する構成、障害確認用の構成を別名で保存します。意味のある段階で保存すると、正常状態へすぐ戻れます。

機器名、インターフェース、IPv4、マスク、予想結果、確認コマンドを記録します。ping の前に成功するかを予想し、実際の結果と比較します。

一度に一つだけ条件を変えます。ポート、インターフェース、重複アドレス、誤ったマスクを試し、Realtime と Simulation で停止点を確認してから正常状態へ戻します。

最後に 10.10.10.10/24 と 10.10.10.20/24 でも再構築し、数字の暗記ではなくネットワーク部と一意なホスト部を理解します。

推測せず表示とテストから判断する

リンク色は手掛かりですが通信成功の証明ではありません。ケーブルがつながっていてもアドレスが誤っている場合があります。

PC の設定表示で IPv4 とマスクを記録表と比較し、ローカル確認の後に相手への ping を行います。

複数の設定を同時に変えず、一つの変更、予想した効果、観察した結果を記録します。

切り分けの最後は保存した正常ファイルへ戻り、同じテストを再実行します。複数の変更後に偶然成功したのではなく、期待した結果を再現できることが修正の証拠です。

次に学ぶ内容

見ずに再構築してから、ルーター、2つ目のサブネット、ゲートウェイを追加します。

Packet Tracer 演習ガイドで段階的に練習します。

  • 見ずに再構築
  • ルーターと別サブネットを追加
  • 予想と結果を記録

Packet Tracer 使い方 よくある質問

初心者には難しいですか?

小さな構成から一つずつ確認すれば難しくありません。

最初からルーターは必要?

同じサブネットならスイッチだけで通信できます。

最初の ping が失敗する理由は?

ARP、リンク、IP、マスクを確認します。

Realtime と Simulation の違いは?

Realtime は連続動作、Simulation はイベント単位です。

どこからダウンロード?

Cisco Networking Academy Resource Hub を使います。

次は何を練習?

ルーティング、VLAN、DHCP、DNS、ACL を分けて学びます。

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